最近気になっていた事があったので調べてみました。
それが、「エミュレータとシミュレータの違い」
色々調べてみて何となくは分かりました。
ちなみにWikipediaに乗っていた意味がまずはコチラ。
エミュレータ
コンピュータや機械の模倣装置あるいは模倣ソフトウェアのことである。
シミュレータ
何らかのシステムの挙動を、それとほぼ同じ法則に支配される他のシステムやコンピュータなどによって模擬すること
元々はソフトウェアやハードウェアなどのコンピュータの用語っぽいです。
ちょっとこれだけでは、イマイチわかりませんよね。
そこでもう少し色々な解説を読んでみました。
するとこんな記述が。
シミュレータは外から見た振る舞いを再現するだけなのに対して、エミュレータは中身の動作まで再現する
もう一つ。
シミュレートは見た物・現象を真似し、エミュレートは内部の構造をマネする、というニュアンスの違い
この二つでちょっとわかりますよね。
シミュレータはエフェクターで言うと中身よりも、音の再現性を求めたもので聴感上を求めたもの。
エミュレータはエフェクターで言うと聴感上というよりも、中身の構造を真似たもので中身を真似た結果、音が近くなるというもの。
僕は勝手にこう理解しました。
スポンサーリンク
合っているのかは…
んー…どうなんでしょうね。
専門家じゃないのでわかりませんが、僕はこういう理解をしました。
と、いう事はですよ、
エミュレータの方が、より実機に近いという事になりますよね。
ただ、中身の構造などが実機に近ければサウンドも近いかと言うとそうでない場合もあるでしょうし、シミュレータの方が耳で聴く場合に「音が近い」という事も十分に有り得ます。
アンプシミュレータなんかは、そのままシミュレータであって「アンプエミュレータ」とはあまり聞きませんよね。
それに対して、最近記事にも良く書く「VeroCity Effects Pedals」なんかはエミュレータと公言しています。
「VeroCity Effects Pedals」なんかは、音は勿論でしょうが「中身を真似たペダル」という事に分類されるのでしょうか。
中身や構造を真似た結果、音が似てるという事なのだろうか。。
今日は、そんなエミュレータとシミュレータの話でした。
2017年3月18日 追記
「VeroCity Effects Pedals」さんの返信ツイート関連を掲載しておきます。
@Koh_LoudGuitar ありがとうございます。中身を真似たであっています^_^真空管に替わる代替物を動作させる機構以外は実機の回路移植を極限にまでハンドメイドでまとめたのがVeroCityのエミュレータになります。実機に近い物だけリリースされます。
— Vero City (@verocityeffects) 2017年3月18日
@Koh_LoudGuitar 数機種 失敗例もあり、それらはリリースされず保留機種となっています。実機のネット上の回路図が不正確なのも多々あり、場合によって実機入手可能な機種は中身を開けて解析した物もあります。
— Vero City (@verocityeffects) 2017年3月18日
@Koh_LoudGuitar 単に置き換えるだけでなく、出力音が限りなく近いまたは気持ち良いのポイントが混ざりあった機種についてリリースされます。このサイズに収めるのは相当なテクニックを要し未だに繊細なポイントに於ける部分の作業は緊張の毎日ですね。
— Vero City (@verocityeffects) 2017年3月18日
@Koh_LoudGuitar パワーアンプに入る手前とVero Cityならではの汎用アンプのクリーンチャンネルどちらにも接続出来るカメレオン設計も現在の人気の理由かと思います。特に日本ではJC120対策にバッチリかつマーシャルのリターンに接続出来る懐深いペダル群です!
— Vero City (@verocityeffects) 2017年3月18日
わざわざ実機を手に入れて解析しているというなんとも手間がかかったペダルという事でした…
うん、凄いですね。
ペダルとしての価格帯は高めだと思っていましたが、ここまでの作業内容やクオリティを知ると価格にも納得ですね。。